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世界トップレベルの雪質 ニセコ

f:id:haresansan:20201222101112j:plain 「JAPOW」と言う言葉をご存知でしょうか?

JAPOWとは、日本のパウダースノーのことです。

特にニセコは世界トップレベルの雪質と言われ

世界的に注目を浴びています。

住んでいる身近な場所が

世界トップレベルと言われる理由は何か!

について調べてみました。

いい雪質について

世界中でいい雪、いい山はたくさんありますが、

ニセコの様に、チャンスが多いって言う場所が

世界的に見てもあまり少ないとの事。

ニセコの雪は、

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  • 内陸と違って湿度が高い
  • 適度にな湿度で滑った時の浮力があり雪に潜り込まない
  • ニセコは毎日適度に雪が降る為、コンスタントに良いコンディション

なぜそのような雪質になるのか

シベリアから吹く冷たい空気(偏西風)が日本海を越えてくる際に、

多量の水分を含み偏西風に乗って雪となる。

この水分を含んだ空気が雪雲となり、

北海道の西岸に多量の降雪をもたらす。

北海道西岸にはちょうどニセコ連峰があり

そこで雪雲がひっかかりるかたちとなり降雪。

冷たい気温の相乗効果で適度な水分を含んだ

極上のパウダースノーとなる。

他にいい雪はもっとあるのでは?

北海道で言えば、富良野や十勝地方は、

ニセコより更に低温で乾燥した空気の雪の為、

もっとさらさらのパウダースノーが降ります。

しかし、乾燥し過ぎた雪は軽くて浮力がないので、

スキーで滑ると深く潜ることになってしまいます。

カナダやシベリアで言えば、

いい雪質で降る時は、大量に降りますが、

一度降っても1週間降らなかったりするので、

そこを滑ると雪面が徐々にガタガタになります。

その上に乾燥した雪が積もると雪に浮力がない為、

荒れた雪面にスキーなどがぶつかり滑りづらい

コンディションがコンスタントに良いとは言えません。

適度にコンスタントに降る日本海側のニセコは、

いつも新鮮な雪質を滑る事チャンスが多いと言えます。

アクセスが良いのも1つの理由

  • ニセコは札幌や新千歳空港から車で2時間
  • 外国は同じ雪質を求めるならヘリスキーや、スキーを担いで登山などアクセスが大変

なども人気の1つといえます。

北海道に住んでいると、雪は日常的なもの

市街地でも気温がマイナス10度になれば、

さらさらのパウダースノーは積もります。

当たり前の日常が、実は世界トップレベルの品質!

冬が嫌だなぁと思っていた時期もありますが、

このことを知ってから冬や雪を見るのが、

とても楽しくなりました。

身近な素晴らしさに気がつくと、

生活や考え方も良い方向に変わっていきますね!